私どもの会社は、京都で黒染め屋（黒色専門の着物の染屋）を大正時代から創業しております。

昨年は色々な事が世の中で起こりましたね。牛、お菓子、明るいニュースは少なかったですね。
漢字能力検定協会の昨年の漢字は「偽」でした。食品業界、政界、建築業界、中国のコピー商品などなどあげればきりがありません。

振り子は右に振れると左に振れます、同様にどうか本年が、心温まるニュースが多くなる事を切に望んでいます。

我々の業界におきましては、大型呉服小売店倒産などまだまだ好景気とはいえませんが、和文化、日本人の心の文化が見直されるなどフォローの風も吹いております。
本年は本物を大切にして、我々の持っている伝統の技術を生かした商品を着物だけのとどまらず開発してまいります。

どうか本年も皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。

最後のなりましたが、皆様方のご健康と世界の恒久な平和をお祈り申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


㈱京都紋付　　代表取締役　荒川徹