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OEM / original equipment manufacturer

大正4年創業以来100年間、京黒紋付染め一筋に歩んできた歴史は、ただひたすら黒の中の黒を求め、染料と技術の改善を繰り返してきた日々に重なります。

現在、京都紋付では黒く染めた後、再加工することでより黒の色を際立たせる深黒加工を施しています。
この深黒加工は、他の色には影響を及ばさず、黒にだけ反応します。
製品一点一点を職人が染液につけ、一点一点天日干し乾燥をします。
これによって他社の追随を許さない土地や先人が培ってきた京都紋付の“黒”が完成します。

ぜひ、黒の違いを見てみて下さい。

  • 黒染め

  • 襲

    黒紋付の往時の技術では、深みのある黒色を出すために何度も下染めを繰り返し、色を重ねていく必要がありました。これを着物の世界では襲(カサネ)染めと言い、京都紋付ではアパレル製品にもこの技法を用いて独特の黒色を実現させました。まず藍を染めてから黒をオーバーダイし、さらに深黒加工を施します。使い込むうちに色の変化を楽しんで頂ける染めです。

  • 吊りボカシ染め

    黒の染料をはった桶から少しずつ被染物を引き上げることで絶妙なグラデーションの表現が可能です。

  • 絞り染め

    衣類を折りたたんだり、たくしよせたりして、一点一点職人が糸で絞り、染液につけることで絞られていた部分には染料が入らず、柄として浮きあがってきます。絞る際の力加減やたたみ方によって差が出ますが、プリントには表現できない染めならではの風合いになります。

  • カゴ染め

    生地をある形にセットし、その後カゴにつめて染めることでこの染めを表現しています。

  • 抜染

    まず初めに黒く染めます。その後に手捺染により抜染をして柄を出します。判をおいて捺染することもあれば、刷毛で抜染することもあります。

お問い合わせ

※小ロットの加工も承ります。ご興味のある方はこちらよりお問い合わせくださいませ。
生地スワッチをお送りいたします。

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